夢の世界へいざ行かん!

□りんごのとなり
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「ああっぢー」
「すずしー」

真逆の声を出すのは千鶴と春ちゃん。

只今屋上にてジャンケン扇ぎっこ対決中です。














え、ナニソレって?

聞いちゃうの?
めんどくさいなー。

えーとね、ジャンケンで勝った人が負けた人に扇いでもらえるってゆー、なんとゆーか六分の一しか利益のないやり取りですよ。
だって負けるほうが確率高いもんね。

「てゆーか、そもそも屋上なんか来なければいいのに。(ボソッ)」
「こらこら、そんなこと言ったら元も子もないでしょーよ。」

ボソッと言ったら隣の悠太兄ぃにしっかり突っ込まれました。

要「…っとそろそろ一分か。いくぞホラじゃーんけーん、」

ホイ!で勝ったのは、

悠「おお。」

悠太兄ぃ。
いーなー、みんなから扇いでもらって、

「いーなー。」
千「ってオイコラ!なにちゃっかりゆうたんと一緒に扇がれてんだよ!」
「えー?」
千「えー、じゃない!ただでさえ暑いんだから兄妹でいちゃつくな!」
祐「ミュウ、それは反則ー。」
千「って言いつつゆっきーも!」
祐「いやー、一緒に扇がれるって考えもしなかったよね、さすがミュウ。」
「まあねー。」
悠「…ね、これってオレが扇がれてる意味あるの?両側からくっつかれて逆に暑いんだけど。」
千「あーもー!地球温暖化止まらねー!うおーっ!」

春「千鶴くん、この暑さでイラついてますね…。」
要「いや、暑さのせいだけじゃねえだろ確実に。」

祐「でもまあ、野郎だらけで女っ気がないのもまた暑苦しかったりね。」
千要春「!」
「え、ちょっとみなさん?私は女子の部類には、」
千「そうだよね!そうだよね!」
春「はい。」
千「君たち高二なんだから彼女の一人二人お好みで三、四人さっさとつくんなさいよ。」
要「お前もな。」
「…入らないみたいね。」

女子として認識されてない私ってナニヨ。

千「まあ焦らなくても?今にきっとこの中の誰かがかわいい彼女を…。」

ちらちらちらちらとみんなが視線を送るのは。

悠「ちょっとー、ちゃんとあおいでくだ、さ…。?」

悠太兄ぃで。

コレにはワケがあったりする。





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