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□WOFhospital1
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 昨夜のように嫌がるか、抵抗をするかと思っていたが、そんな様子も無い。
 
 柔らかい唇を食むように口付け、口内をねっとりと舐め上げても反応さえ無い。
 
 好きにさせてしまっているルルを見て、あぁ可哀想にと何処か他人事に思えた。
 
 これからは同じような夜を何度も過ごすとはきっと思えないのだろう。
 
 今のこの状況でさえ受け入れられないのだから。
 
 唇を離せばそれ迄息を止めていたかのように、明け方迄弄り続けた胸を上下させ、小さな唇が荒い呼吸を繰り返す。
 
 
「・・・・やっぱりルルちゃん、キスも俺が初めてだったんじゃない?
 明らかに慣れてないもんね」
 
 違う?まるで初めて口付られた恋人に問うかのように、
囁く声は甘く優しく、嬉しそうに響く。
 
 頭を撫で、つるりとした額にわざと音を鳴らして口付けを落とし、据わらせた瞳がじっと見つめる。
 
 頭を撫でていた手が離れ、シーツの上を滑るように下ろされていき触れた箇所は散々に繋がりあったルルの秘部。
 
 ビクリと大袈裟な程に震えた華奢な体に笑みを零し、襞に触れればグチュリと鳴る生々しい音。
 
 掻き混ぜるように秘裂から漏れ出している体液を指に絡めなぞり上げれば、引き攣るような声が耳元を掠める。
 
 しかし気にせず、中指を突き立てるように埋めていく。
 
 暴かれ、既に処女を散らした箇所に再び侵入してくる異物感は何度も擦り上げ衝いた肉茎に比べれば弱いものだが、
 夢から冷めた後では啼く事も無い。
 
 
 

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