せかんどらいふ!

□第二十九のフラグ
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さて、学祭、つまり帝光祭の文化祭の部はふわっと決まったわけですが、

「体育祭の方も決めないとねぇ赤司くんや」

「期日が早い文化祭の方も大分形になったし、そうだね、今日のHRで決めようか」

「というわけで先生、HR時間ください」

「おー、いーぞ」

即答かよというツッコミはそろそろ面倒になりました←

「それじゃあ議事は任せて構わないかい?」

「おまかせあれ!」

ということで、HRなう!!!

「さてお前ら、文化祭で楽しむのも大事だけど、もう一個、戦争が始まるのを分かっているな?」

このテンションを微笑みながら見守る赤司様やべえw

「体育祭!!」

「そう。目標は?」

「...あ、優勝!」

「言うねえ村井。うん。個人的には優勝したいとは思ってる。皆がどうしたいか聞きたいけど、どう?」

教室がざわつき始める

「文化祭と同様に、優勝の色団には豪華商品があります。それは...」

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マジか
大丈夫かこの学校

「各クラス焼肉食べ放題チケットが貰えます!!」

ワァっとクラスが沸き立った
マジこのクラステンションやべえ
大人しい紅葉ちゃん達も嬉しそうに笑っていたきゃわいい

「ということで、種目を決めまーす」

いつから書いていたのか、黒板には全ての競技が書かれていた
赤司様ぱねえ

「最低一種目は出るように!」

「集団別、学年別リレーに関してはこちらで選抜するよ」

そう、リレーは各クラス男女1名ずつ、別の人が出場することになる
つまりこのクラスから男女2名、計4名がリレーに出る

「その他の種目の定員なども黒板に書いておいた。何名か被る場合は、そちらで決めてもらいたい」

やだもう赤司様万能こわい

「じゃあ皆バンバン書いちゃってー!」

このクラスはあれだ、大人しい子達も引っ張って盛り上がれるいいクラスだ

ああ、楽しいなぁ
こんな風にやんややんや言いながらこういうの決めるの
大学生はサークルだったし、楽しかったけどぼんやりしてる

色団、我らは赤団でございます!やだー、赤司様カラーじゃーん負ける気しねえ

他には青団と白団だ

赤団は2.5組、青団は3.4組、白団は1.6組だ

わあ、青峰青団じゃん笑うwwwwwww

ちなみに兄貴や虹村さん、千歳先輩は白団で、むっくんは1組、黒子は6組だから白団、さつきちゃんと灰崎は5組で赤団、ミドリンは3組だから青団、黄瀬もたしか3組だから青団...っていうか白団やめろよいじめかよ

玉入れにむっくんとか最強じゃねーか

「おー、書けたね。私ら以外全員一種目は書いたよね?」

「ああ、オッケーだ。俺も書いたから海鳴も書いてくれ」

「んーじゃ、借り物競争出よーっと」

黒板に全員の名前が書けた

「じゃああと余ったところに、出たい奴書いてってー」

大人しい子達は席に座ったまま黒板を見ていた

「障害物と二人三脚が決まってないねー。じゃあ私どっちも入るわ」

「大丈夫かい?」

「余裕!!でも二人三脚があと一人足りないのかー」

どうしたものかな

「それじゃあ俺が出よう」

「え、いいの赤司くん?」

赤司様、既に徒競走と騎馬戦だよ?

「余裕だ」

やだ余裕って言葉似合いすぎwwwwwww

「やることはーあとクラス別リレーの順番かな」

「そうだね。決めるかい?」

「まだ時間あるから終わらせちゃおうか」

「分かった」

先程まで書いていたのを消し、番号を書いていく

さっきのは全部写せたってよ!マジ赤司様やべえ!

「まあ好きなところに入れば良いでしょ。はいじゃあ皆書いてってー」

トップとアンカーは残る確率高いんだよなぁ

...予想的中

皆書いてるんだけど、最初と最後が空欄だ
イコール私と赤司様がトップとアンカー
マジかよ

「海鳴はどっちがいいんだ?」

「いやどっちでも良いんだけどね」

最初も最後も目立つからね

「それじゃあ俺が最初に走ろう」

「頑張って差をつけて後を楽にさせてください」

「分かった」

ということで、私はアンカーです

「6クラスずつで走ります。相手はくじで決めるから恨まないでね」

「男子はトラック一周、女子は半周、アンカーは...クラスによってトラックのどちらがゴールになるかバラバラなので、一周もしくは一周半となっている。海鳴、大丈夫かい?」

「だいじょーぶ!皆が応援してくれれば頑張れるから」

「そうか」

「うん!じゃあ皆!優勝目指して頑張るぞー!」

オー!!

こうして、体育祭に向けての準備も進めることになった

***
アンカーについては結構適当です
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