幻想ドロップ

□幻想ドロップ1(1)
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ここは倉庫のようなところ―

そこに彼女、美翔羚葉はいた

彼女は警視庁刑事部捜査一課第八強行犯捜査殺人捜査第12係所属の刑事であった―

『んー……やっぱ13係もきてたかー……』

元はと言えば13係の持ち事件だったが大きい事件と言うことで他の班も応援で捜査をしていた

彼女もその1人

そして13係のメンバーは見取図を見た後走り出した

その頃美翔は犯人に地数くためコンテナに隠れながらどんどん近づいていく

そして―

「桐島さんはキリ、捜査一課の一年生です!」

『……何してるんだろう』

一子、通称ワンコが言っている独り言をその後ろで聞いてた美翔はワンコの背中をみて呟いた

『この状態であっち行ったりこっち行ったり……ある意味すごっ』

そしてキリにあっち行けといわれて移動した一子を見てまた呟いた美翔だった―…

「警察だぁ!無駄な抵抗はやめて出てきなさい!」

『(1人以外中国人だって……)』

美翔は飽きずに次は心の中で呟いた

『捕まえてみろ……か』

その声が聞こえたのか振り返るキリ

桐「秤ス時からそこに!?てか誰!」

『ああ……さっきからです、誰って言われても困りますのでまたあとで』

このやり取りを聞いていた全員の中で美翔が誰かに気がついたのはただ1人だけだったとか―…
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