歌詞への想い

今回の震災でおこった出来事、そしてそれにより気付いた事や想い、そして今、日本だけじゃなく、世界中から支援の輪が広がっていること。

伝えたい事がたくさんありすぎて、それを一曲にまとめるには…?

色々悩みました。


前半には、震災の事を書いてあります。
『応援ソング』なのになんで、思い出したくない事が書いてあるのか。


私は、TVでしか状況は知りませんが、それでも、その事をずっと伝えていかないといけないと強く思いました。


日本中が『自分事』として捉えて欲しいのです。
簡単に震災の事実を風化させて欲しくない。

震災により2万人を超える死者・行方不明者を出し、今なお数十万人の方が避難生活をしています。
ご家族と会えない方も未だにたくさんいます。


この曲を通して、日本中の皆さんにしっかりとこの震災の事を覚えていて欲しいんです。

当たり前に過ごす時間がどれだけ貴重で尊いことなのか。


時間と共に忘れていくんじゃなく、今回の震災の事実としっかりと向き合い、物質的に何も出来なかったとしても、被災地で必死で生きている人達の事を忘れることなく、
『自分に出来ること』
をして欲しい。


最後に、この歌詞でもし、不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら心よりお詫び申し上げます。

………………………………
『ココロヒトツ』


ココロヒトツ
手と手繋いで
一歩一歩 前に進もう
あきらめないで
わずかな光でも
重なりあって
大きな希望(ひかり)になる

いつもと同じ朝が来て
変わらない1日を過ごす筈だった
突然襲った悪夢が
全てを一瞬で飲み込んだ

絶望の闇に落とされ
泣き崩れるしかなかった
震えてる肩にそっと
優しく触れた温かい手が…

ココロヒトツ
手と手繋いで
一歩一歩 前に進もう
あきらめないで
わずかな光でも
重なりあって
大きな希望(ひかり)になる

こんなにも人のぬくもりが
あたたかい事初めて気付いた
あたたかい毛布
あたたかいスープ
子供たちの笑い声
手のぬくもり

当たり前だと思っていた
全てが尊いと知った
だからこそ一瞬一秒を
大切に生き抜く事

たとえどんなに辛く悲しい日々も 必ず光差すから
あなたは決して
独りじゃないから
手と手 心を繋いで
共に生きよう

それが私達に出来る
『命』
への恩返し
言葉さえも瞳の色も
超えて… 今

ココロヒトツ

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