大江戸監察事件簿

□大江戸監察事件簿(18)
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「よし行くぞてめぇら」


全員が集まった所で副長に航空券を渡された。
リゾート星?


「総悟のせいで時間がねぇ。さっさとゲート潜って船に乗るぞ」


副長が先陣をきり金属探知のゲート前に到着する。
俺は事前に発行しといた危険物持込許可書と一緒にゲートを潜る。


ピーッ


勿論音がなるが、許可書を見せて無事通過した。
局長達も同じように刀で引っ掛かっていたが許可書で通過。


ピーッ


「あ、許可書忘れた」
「こちらの台へどうぞ」


がちゃん、どさ、ガチャッ


人形ー!!!
お前本当に仕事以外のことになるとズボラになるよな!
出るわ出るわ暗器の嵐。


「やめて、それだけは持っていかないで!」
「処分させていただきます」
「局長が今日使った剃刀ー!」


何故旅行に持って行こうとした、人形。

しばらく人形が公開ストリップしてるのを見てると管理局の男がこちらに向かって来る。


「すみません、船内動物の持込は禁止となってますので」


は?
動物なんていないけど。


「こちらでゴリラは別に登録をお願いします」
「え?ゴリラってもしかして俺?俺のこと!?」
「すみません、今登録しまさァ」
「ちょっと総悟くんんん!?」
「すまねぇ、近藤さん。アンタには動物の方に行ってもらったほうが安全だ。人形から守るためなんだ!」
「トシまでぇぇえ!?」


局長、人形が引っ掛かってるうちに早く!












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