裏文章

□ゲリラ豪雨2〜立花〜
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晩ご飯が終わり、寝る用意が整った頃、ギン千代が部屋を訪ねてきた。
勉強で行き詰まったらしい。テストも近いし、俺に教えろと訪ねてきたのだ。

俺の机に座らせて勉強を教えていると、雨粒が窓ガラスを叩いた。
遠くで雷がチカッと光るのが微かに見えた。
じきにこちらに流れてくるだろう。そうして外を見ていると、けたたましい音と共に雨が滝のように降ってきた。

今年は雨が凄いとぼんやり考えていると、不意に腕を引かれた。

「出来たぞ。確認してくれ」

ギン千代が突き付けてきたノートをぱらぱら捲る。 うん、間違いはないみたいだ。
よくできたという意を籠めて頭を撫でると、払いのけられた。

「子供扱いするな。
…がお前がいなければ出来なかっただろう。…助かった。
…礼がしたい、何かあれば聞いてやる」

矢継ぎ早にそう言われて思わず笑ってしまった。 本当にこいつは警戒心が無いな。

「じゃあ、お言葉に甘えて」

部屋に鍵をかけておいて正解だったと思いながら、俺はギン千代を抱き上げた。

「なっ…何をする!」

「子供扱いは嫌なんだろう?なら決まってるじゃないか。それに息抜きもたまには必要だ。」

そう言いながら、彼女をベッドの近くに下ろし、服を剥ぎとっていく。

止めろと叫ぶが、据え膳食らわばなんとやら。
服を剥ぎ取れば、男には垂涎ものの躰が目の前に現れる。

羞恥に顔を紅に染めながら、胸元を腕で隠す。
俺はその腕を掴んで胸を晒させ、胸の頂きを舐めあげた。ギン千代の躰が僅かに仰け反る。

煩い雨の音に雷の轟く音が混じりだした。

俺の「お願い」はこのままでは恐らく、訊いてもらえないので、ギン千代を少し欲に染めることにする。

ベッドに座った俺の足の間に座らせ、自らも服を脱ぐ。

後ろから抱きすくめるように、彼女の乳を揉み茂みに手を這わせながら、唇を重ね、舌を絡める。
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