book*BL

□はるうらら。
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「…いい加減に起きろ、総司」




いい気持ちでうとうとしていた僕を起こしたのは、その声だった。


朝からいい声出すなぁ…



「…起きろといっているんだ」



「…うるさいなぁ」



その声の主は、僕の同居人の一くん。


彼は毎朝同じ時刻に起きる、スーパー「ま」じめくんなのだった。




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