過去拍手文
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「ちょ、う、かーん!」
「ぎゃあぁぁ!っあ?なんだ、脅かすなよ」
「脅かしてないよ」
「あーそう、っていうかいつ入ってきた!?」
「さっき」
「ノックしたか?」
「…したっけ?」
「いや、俺に聞かれても」
「まぁどっちでもいいじゃん?」
「よくねぇよ。ちゃんとノックしろよ?」
「うん」
「返事は『はい』だろ」
「うん」
「いやいや、『うん』じゃねぇよ」
「はぁーい」
「伸ばすな」
「うん」
「何なのお前、俺に対する嫌がらせか?」
「そうなるね」
「ひでぇ!!」
「ルッチの命令だから」
「ルッチ?」
「そう、ルッチ」
「なんで?」
「罰ゲーム」
「…遊んでたのか」
「違う違う、最近ルッチと行った任務でルッチの邪魔したら怒られてさ」
「そりゃそうだろ」
「で、何でも言うこと聞いたら許してやるっていうからてっきり、あんなことやこんなことされるのかと思ったら『今日一日俺の言う通りにしろ』って言われてさー」
「おいちょっとまて」
「何?」
「あんなことやこんなことってお前なに考えてんだ」
「長官こそ何考えてんの」
「聞いた俺が悪かった」
「じゃあもう行くね」
「Σ急だな、おい!」
「いやーあんまりたらたらしてるとルッチ来ちゃうからさ」
「大変だなー」
「まぁね、長官に100回くらい嫌がらせしてこいって言われたけど長官がかわいそうだからちょっとだけね」
「うぉぉ、なんかありがとう!」
「ルッチに聞かれたらごまかしてよ?」
「お、おぅ…」
どっちがかわいそうなんだか
(おi(ごめんルッチ!200回くらい嫌がらせしてたら遅くなっちゃった!)そうか)
((言い過ぎだろ!))