短歌
□君と見た世界
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君とずっと側にいたい。
この身がどうなろうと、君を愛していたい。
君と見た世界
僕は長い長い夢を見る。
君と居る未来を。
温かい日差しのなか、野原で寝転がって、草の香りに包まれる中微笑む君と僕。
そして二人でいつの間にか眠ってしまう夢。
どこにでもあるような夢でしょう?
でもね、僕にとっては絵空事の様な夢が、叶えたくて仕方ないんだ…
「総司さん…」
「なぁに?名無しさんちゃん」
「なんだか寂しそうだったので…なにかありましたか?」
「寂しそう?僕は今とっても幸せだよ?」
「…え…?」
「君と温かな春が迎えられて……」
「総司さん……」
君は僕の名前を呼ぶと、自分の頭を僕の肩に乗せて身を寄せる。
嗚呼……僕は何て幸せ者なんだろう…
この時間が永遠ならば……
君を守ってあの夢を現実にさせると、僕はそっと誓った。
君と見た世界
(大好きだよ)
(誰よりも何よりも)