鐘の音が生み出せし物(藍蘭島)

□漂流
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行人サイド

帝人兄さんが、家を離れてからかなり経った。
兄さんは、すごかった…
僕も、兄さんみたく、父さんを倒したかった。でも、毎回負けて、無駄と言われる毎日だった…
そして今、僕は…




行人「ザマーミロ!クソ親父!僕は今、自由なんだー!」

美咲「お兄ちゃん。うるさいよ〜」


妹と、ともに船にいた















僕は家出したのだ。
しかし、行き先がなかった。そんな時に考えが兄さんにいった

兄さんには、あれ以来、手紙でしか、連絡しあって、会っていない。
だから、兄さんの家に行こうと計画した!
そしたら


美咲「私も…帝人兄さんの所にいく!」


と言われ、美咲までついて来た。

まったく、家出って言ってるのに
まったく…ん?なんだ?体が濡れてるような感覚が…


行人「って!現在進行形で濡れてる!つか、海に落ちてる!」

美咲「なんで気づかなかったの!?」

行人「まじで!?なんで教えてくれなかったの!」


くそ〜。
こんなことにも気づかないなんて。
………って


行人「なんで、おまえまでいんの!?」

美咲「私、お兄ちゃんと同じ場所にいたんだけど!?」

行人「って、船に助けを!お〜い!!」

美咲「無理だよ!こんなに雨が降って風が強いのに!」

行人「ぐっ!じゃあどうす…れ……ば………」

美咲「?…どうしたの?お兄ちゃん?」

行人「あれι」

美咲「へっ?Σ!…津波ィィィィ!!??」

ザバアァァァァァァン!!!!


行人・美咲「ぎゃああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
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