I'm so not over you

□4.誘拐…?
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三浦…遅いなぁ

私が家に帰ってきて30分は経っている…




すると玄関が開く音がした。



「ただいま…」


『おかえり。金髪の男と、何話してたの…?』


「お前に関係ないよ」


そんなこと言われても…気になるじゃん…


「あっ」


『?』


「これから…その金髪に話しかけられても無視しろ。」


『え、何で?』


「俺の言うこと聞いとけ。」



なんでだろう…
三浦が…怖い



「さ、飯でも作るか」



三浦の考えてることが、わかんない。


過去に何があったの?





『みう…』


「俺、時々帰んないかもしんねぇ」


『え…?』


「ちょっと…な」


『ご飯どうすりゃいいの?』


「そんぐらい作れ」


無理だから言ってるのに



「寂しい思いさせるけど…ごめんな?」


『別に…うるさいのがいなくて嬉しいぐらいよ』


「俺ってそんなにうるせぇか?」


やっと普通の三浦に戻った。
いつも通りのあの笑顔が戻ってきた



よかった…



「じゃあ、食べよっか」


『うん』




彼の笑顔がなくなったときは不安になる…






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