I'll devote my body and soul to you.

□6.やっと、
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只今、授業中。



あれからどれだけの月日が経ったんだろ。


もう…7ヶ月は経ってるに違いない。


『……。』

私…もう何してるんだろ、考えすぎだろ。


「おーい、大丈夫かあ?」

『…うん』

「生返事ですかよ」

『…』

「…あのさぁ、あんたにこんなこと言うのはあれやけどな…。



あんた、遊ばれてるんちゃう?


『…えっ』

「だって意味わかれへんもん…。理由も言わず普通そのチャットから居らんようなるか!?絶対遊ばれてるって…」

『…でも、』

「でもじゃない!!すぐにそのわけわからん男と別れたほうがええって!!」

『…』

「第一、なんでユウちゃんも訳言うてくれ…、あ…」

『アキ…なんでユウちゃんを知って…』

「…わかってるんやろ。トロが私やって事。」

『でも、違うって言って、』

「…あってるよ。でも、あんたは必死に『来るな』って言うてたから否定してただけや。でも、この際ハッキリ言うた方がええと思ったんや。」

『…そか』

「……話戻るけど……。別れや」

ズキンと胸の奥が痛い

「てか、チャットで出会った人と付き合うって事が間違ってる。」

そうなのかな…

「相手が也叉ってのが腹立つ。」

アキ、也叉の事あんまり好きじゃないもんね

「この学校でもまぁまぁええ奴居るんやし、そいつと別れてこっちでええ奴探したら、」

『やだ、』

「何で!?」

『アキの言ってるほうが正しいと思うよ?でも、私にはやっぱり也叉が必要なの。』

「あんな奴探せば居るやろ!!」

『ううん。私はね、也叉じゃないとダメなの。彼しか愛せないの。だから、ごめんね?アキの思ってる通りに私は動けない。』

「そんなんで…幸せになれるんか!?」

『彼とならきっと幸せになれるよ』

「…わかった。幸せにならんかったら殴るからな」

『うん』

『それじゃあね』と言葉を残して私は帰った。



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