I'll devote my body and soul to you.

□14.崩壊
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私はいいことを考えた



自分が壊れたら勝手に忘れるんじゃないかって。


だから、壊れてしまえばいい


『もっとアホっぽいキャラがええかな。』


と、いうか壊れるってそもそも何?

どう壊れればいいのかわからない
壊れ方ってどうすれば?

だから、私はアホっぽくなればいい。
よく、わからないなら勝手にアホっぽくなればいい、




『健人…っ』



頑張って忘れるからね。
健人は忘れたのかな私の事…



『あーもう!考えちゃダメだってば!アホっぽくなんないと…………うん…ならないと忘れられへん』


きっと…私の性格が変わったら他の男子が話しかけてくるはず…
そして、話しかけてくる男子の事を


好きになればいい



その人の事を好きになりゃいいんだから。

何で忘れるだけでこんなに度胸いるんだろう?
皆は失恋したらどうやって新しい恋を見つけるんだろう。
辛くないのかな?悲しくないのかな?こんなに愛してた人を忘れるんだよ?


『…ぅ…っ』

私の頬に大量の涙が溢れた
健人…健人…
あなたの事を思うだけで心が痛くなる。
今まで味わった事のない痛さ。
前までの痛みは切なさが混じっていた。
けど、今の痛さは別れの痛さ
二度と元には戻れない辛さ
まだ、恋愛感情があること…




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