BL小説
□愛しい人
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それは偶然と言うか
運命的な出会いだった
まぁ、俺からすればだけどね(苦笑)
〜プロローグ〜
「お早うございます」
俺は職場に着くと見知らぬ人に声をかけた
職場では挨拶を徹底してて
それが癖になっちまったみたいだ(笑)
その人がゆっくり顔を上げる
その瞬間
俺の時が止まった
はっきり言ってかっこいい
俺はどっちかと言えば童顔で、幼く見える
事実実年齢より、若く見られる事が多い
そんな自分が嫌で仕方なかった
俺はそんな事を考えながら、制服が置いてある更衣室に向かった
相手は軽く頭を下げて、中へと入っていった