夢小説
□君に溺れてしまいたい。
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吐息を混ぜた言葉は再び私を酔わせた。
ユーリスの胸から離れた手はそのままベットへことん、と落ちた。
胸から顔にかけてゆるゆると動くユーリスの手。
私の頬を優しく包んでゆっくりとユーリスの唇が私の唇に触れた。
啄むような行為がだんだん深くなり、たまに角度を変えて舌が入ってきた。
ユーリスの手は髪や耳までも包みこんでぞわぞわとしたものが背中から感じた。
甘く痺れる感覚に完全に酔いしれる私
獲物を骨の髄まで嘗めとるようなユーリス
溶け出した二人の愛が私の口から溢れ出した。
もったいないとユーリスは顎に伝う愛を舐め上げ、また再開した。
息が短いユーリス。
きっと喜んでいるのだと思い肩に腕を回した。
すると頬にあった手は私の脇へいき、ぐいっとキスをしたまま持ち上げられてユーリスの足の上に座らされた。
少し私の背が延びた気分。
ユーリスの顔が私より低い。
脇へ移動したユーリスの手は絡み付くように私の腰へ。
零れ出しそうな愛はすべてユーリスが飲み込んでしまった。
角度をたまにかえながら、ユーリスが息を吸おうとする時に。
「このまま君に溺れてしまいたい。」
めったに愛なんて囁かない彼が。
獣のように求めてくれただけでも嬉しいのに。
ユーリスの頭を両手で包んだ。
たまに撫でるように耳やら髪をいじった。
「好き…好き、だよ。…ずっと。」
吐息混じりに告げられた言葉を掻き消すように私は角度を変えてもっと深くユーリスを求めた。
(まだ足りない。もっと、もっと頂戴。)
(今まで我慢してた分、激しく求めて。)
(我慢してたのはお互い様。)
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いきなり攻められるのもいいねっ
ユーリスもちょっとSっ気があるといい
いちゃいちゃ大好きです
題名が被りました(クォーク夢)が多めに見てやってくださいましっ