夢小説


□日本食文化ジル。
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ジルの扱いがひどいです注意。















我が国日本。

そこを離れて2年。

私は今ルリ城でメイドをしてます。


掃除しようと思って中庭へ向かえば
気がつくとトリスタ将軍とお昼寝してたり

カナン様のお洋服を整頓しようとすれば
気がつくとカナン様とガールズトークに花を咲かせたり



基本、何もやってません。



でも楽しければいいのだ。

我が家族の家訓。


「おい、そこのメイド。」

だからジル様に怒られてジル様のお部屋の掃除を一ヶ月しなきゃいけなくても平気。

「聞いているのか!?メイド!!」

あ、カナン様が服を着替えようとしてる。

「っ…勝手に僕の穴に覗くなぁあ!!!」

スパーンっ
スリッパみたいなので叩かれた。
おい貴族、おい。

「何が僕の穴ですか作ったの私ですよ!?」
私がカナン様と仲がいいのを利用して作った穴。大半ジル様はここでカナン様の部屋を覗くのだ。

「ふん、ちゃんと報酬はやっただろうが」

確かにもらった。
だが誰もアンタのブロマイドとかいらねーよ。はだけてるし。うわ。

たとえ高くても誰も売らせてくれないだろう。


「ジル様、失礼致します。」

そこへ、メイド長が来た。
ジルや私の頭には?が飛んでいる。

用事はどうやら私にあるみたいで。
あ、忘れてた今日の食事私が当番だった

食事といってもカナン様達へのではなくメイド達が食べる食事。まかないというやつかな。確か。

我が国日本の食事は以外と人気だったから


「じゃあ、今日は豚汁を作りましょう!!」

ちょうど昨日のカナン様達の食事に豚肉を使ったのだ。余っている野菜と豚肉で簡単に作れる。味噌は私がもってるし、失敗することもない豚汁ならば、いける。




「トンジル…だと…?」



豚汁に反応したジル。
…これは使えるっ


「ほう…メイドの故郷には僕の名前が使われる料理があるのか。」

ジルがふふふ、て笑う。
やめていただきたい
メイド長なんかうまいのそれみたいな目で見てくる。

そうかここでは汁のことをスープっていうからどんな料理か分からないのか。

確かに味噌とか使うの見たことないな。

ならばここでジルに豚汁のすばらしさを教え、カナン様やメイド達でクスクス笑えるチャンスじゃね…?


「とてもおいしいですよ!!
何てったって我が国の代表的な料理ですから!!」

なんて言えばさらに笑うジル。
…豚汁で喜ぶジル…もう汁でよくねこの人

「すばらしい!!実にすばらしい!!!」

ついでに私の肩も叩いてきた。




「僕も食べてあげようじゃないか。」




しまった復讐失敗した。

いやいや貴族には見た目でもうアウトだろ
つか食器に合わないよ豚汁なんか

なのにめちゃめちゃノリ気な汁。

あぁ、また掃除の期限が延びそうだ。




肩を叩かれたまま私をジルはキッチンへ誘導していく。







「これがトンジル…」

まずシェフにびびった。
豚汁ってやれば綺麗になるものね。

「いただきまーす」

カナン様もちゃっかり。
まず最初にカナン様が一口。

ジルも一口。



カラーン

スプーンが落ちる音がした。
なんてこったこれじゃあ私がジルに復讐されてるそ。


「貴方。」

気がつけば目の前にカナン様がいて肩をがしって掴まれた。

ジルは体を震わせてる。

お、おぉう…命が危ないぞぉお…











「貴方ジルに脅されたのね。
こんなおいしい料理がジルのはずないわ…!!!」


「アッーハハハ!!!僕にぴったりじゃないか!!!!!」




以外に庶民の味は貴族にも通用しました。










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豚汁はおいしい。ワカメとか私は入れます。好きだから←

友人とジルについて話していた時、
「もうアイツ豚汁でよくね?」
と、なり、あだ名が豚汁になりました。

いや…ね、だっていらついたから…ね←

ついでにタシャはタシャーンです←←←

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