夢小説


□死の宣告
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ネタバレ注意
じゃっかん病み系?

















私を呼ぶ声。

今すぐ駆け付けたいのにもう一人の私がそれを拒絶する。

こんなにも愛しているのに


「なぜ返事をしなかった。」


貴方は私を愛してないんでしょう?


「ごめん、本を呼んでいたら気付かなかった。」

ぶっきらぼうにつげて視線をクォークから外す
だが彼は機嫌が悪いらしい。
ベットに座っていた私の肩を両手で押し倒した。

そしてそのまま、

「っ…やめ、て」

「俺に指図する気か?」

「ちがぁ…んっ…」

「なぜ嫌がる。」


やめてやめてやめて


「愛、して…ない…くせ、に。」


ぴたり、と行為が止んだ。

嗚呼、やはりそうだった。
なんだ今までの言葉は嘘だったんだ。
嗚呼、嗚呼。

あぁ…



「冗談もいい加減にしろよ。」



さっきまでだんまりだったクォークが私の肩を異常なほどまでににぎりしめながら呟いた。


「なにか欲しい物があるのか?」

「傭兵が嫌になったか?」

「それとも…好きなヤツが出来たのか。」


最後は疑問系じゃなかった。

何、なんなの。

これじゃあまるで私が


「お前が望むものぐらいなんでも買ってやる。

傭兵も、もうすぐ騎士になれる。

好きなヤツが出来たんならそれもいい。」


私が貴方を愛してないみたいじゃない


「…少しだけ」

クォークは抱きしめなから小さい声で


「もう少し、俺と一緒にいてほしいんだ。」


私のことなんか愛してない彼

なのに体が震えてる

声は弱々しい


「もうすぐ俺はいなくから、だから我慢して欲しい。」



何、それ



それからなにも喋らなくなったクォーク

こっちがいらつくわ

「何なの…自分だけ言いたいこといいやがって…」

今度は私が言う番。

「だいたい私が離れたいんじゃなくて貴方が私のこと愛してないんでしょっ!?」

「なっ…!」

「それに私が分からないとでも思ってるわけ!!?」

いつも一人でどこに行ってるのか

ジルの部屋で何をしたのか

他にもいろいろ、

「どうして…?」


問い掛けてもなにも返ってこない。

「欲しい物は貴方。

傭兵より騎士より貴方。

好きなヤツだってクォークだよ。」


一人で抱え込むクォーク

なんでも一人でこなすクォーク

私のこの世で必要不可欠なクォーク


「どうして私を使ってくれなかったの?」


溜まっていた感情が涙になり零れた。

その雫は驚くクォークの頬に。


「たとえ私という存在が貴方にとっては駒にすぎないかもしれない。

いや、それ以下なんでしょう?

それでも私は、貴方のためならなんだってこなすから。

邪魔なら…貴方の手で殺して。

だから…いなくなるとか言わないで…っ!!!!」


貴方の言葉一つで私はなんにだってなれるから。
エルザ達を裏切ることも出来るから。

その言葉はクォークの唇で塞がれた。

まだ貴方に言いたいこといっぱいあるの


貴方を愛してるから


私はどうなってもいいから


言葉は出ないけれど


クォークの涙と


にぎりしめられた手が


私の気持ちが伝わった証なんだと思う。





「協力、してくれるか…?」


ずいぶん悲しげな顔で言われた
貴方にもそうな顔出来るのね


「当たり前でしょ?」


お互い涙でぐしゃぐしゃになった顔を見て笑いながら

私達は染まってゆく。


でもかまわない。

例えそれが死の道でも。

親友を裏切る形になっても。




貴方と一緒ならば。


どこにだって私は染まる。
















(まず私は何をすればいい?)

(そうだな…俺の傍にいてくれればかまわない)

(やーね、それは前からだからダメ。
クォーク…ちゃんと命令して?)

(本当、お前には敵わないな)



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
かきたかったんですけどなんだか
衝動書きすぎて意味が分からないと思います(涙

切ないのか狂気気味なのか…

文才がほしいです。

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