03/21の日記

14:07
でぇと【第18回】
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前回の続き。。

西王母のパートナーになるのはどちらの人間!?
彼女に相応しいパートナーになるには彼女をデートで喜ばせろ!

―――――――
―デート当日・デートスポット―

リック
『ふぁ〜…。
(適当に相手するか…)』



クック
『西王母!
ほら、そっちは道路側で危ないからこっちに…。
転ばないように、手繋ごうね?』



西王母
『…クックの手…。なんか臭う…。う…、納豆…?』


クック
『はっ(;□;)!
朝、納豆と一緒にスッ転んだの忘れてた!』



リック
『…げ、どんだけ天然なんだよ…。
やめろ!近付くな!臭ぇだろ!
…ったく、洗ってこいよ』


クック
『ちょっと洗ってくるよ!
ぎゃああああ!!(スッ転び)』
ズゴォォォン
泥まみれ



リック&西王母
『………』



西王母
『クック、幸薄いの…。
ドジだし、天然だし…』



リック
『ああ…。怖いほど良く知ってる……』



西王母
『…あ、リック。あそこのお店の肉まんおいしそう…』



リック
『ん、食うか?
あのドジは置いて、肉まんでも買うか』



西王母
『…うん。リックありがとう…』


――――――――
一方。。。

アマテラス
『ぐぬぬぬぬ…。
リックぅぅ、あ!こらそんなにくっつくな小娘!

あーっ!肉まん買ってもらってる…!!
ちくしょぉーーーーー!』


芭蕉
『(アマテラス…。キャラ変わってる…。怖い(;;))』



オーディン
『くーちゃんとデートなんて西王母ずるいんだからっ!!
ま、くーちゃんドジっ子だからまともにデートなんて出来なそう!』

―――――――

リック
『旨いか…?』



西王母
『……おいしい。リックは食べない…?
はい、あーんして…?』



リック
『(`□´)!!
いや、ちょ!俺はいい!
肉まんアレルギーなんだ!
(…あぶねー…。ここでラブラブしたらアマテラスにマジで殺されんぞ…)』



クック
『ごめんっ!
おまたせ♪ほら西王母、
ついでに君の好きなタイヤキ買ってきたよ♪』



西王母
『……私が好きなの、肉まん…』



クック
『(°▽ °;)!』



リック
『…おいおい…。勘弁してくれ…』



西王母
『やっぱりリックの方が私を幸せにしてくれる…。
リック…、私をパートナーにして…』


(ホテルをチラ見)



リック
『( ̄□ ̄|||)
お、おい待て!
神様との契約って、肉体的な関係は結ばないだろ!?
…ひっ!アマテラスのすごい視線を感じる…!』



クック
『……。僕みたいな幸薄い男はやっぱりだめだったみたいだね…。

西王母の幸せのためだ、
諦めるよ…。』



西王母
『…クック…』



リック
『だから!諦めんなよおおおお!!』



西王母
『…そうだ。思い出した…』



リック
『あん?』



西王母
『私、クックがあまりにも幸薄すぎて可愛そうだったから、
クックと契約結んでパートナーになったんだっけ…』


クック
『…西王母』



西王母
『そんなクックを幸せにしてあげたかった…。

私…、やっぱりクックのパートナー辞めない…。

クックの事、ほっとけない…』



クック
『西王母……!!』
(駆け寄る…が)

ズガシャァァァァァン!
スッ転ぶ



リック
『…結局このオチかよ…』


西王母
『…クック。ほら西王母特製の桃まん…。
食べて…』



クック
『……おいしい』

― 一件落着 ―

―――――――――――

リック
『ったく、酷い目にあったぜ…』



アマテラス
『(^_^)リック♪』



リック
『(°▽ °;)!

…よ、ようアマテラス…
あはははは…』



アマテラス
『なんてね…?
リックはそんな遊び人じゃないって信じてたから、
怒ってなんてないわ』



リック
『ん、さすがアマテラスだな!
俺がお前以外の…
あ』
(名刺がひらり)



アマテラス
『あら?
“また、お会いしたいです電話はコチラみゆきより”

……。』



リック
『あ、ははは!(°▽ °;)
俺、モテてしょうがねぇなぁ〜あははは!!』



芭蕉
『(リック、どうか無事で…)』


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