りくえすと

□過去拍手
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拍手連載
べるぜ×銀魂
→銀時side










最期の瞬間を今でも覚えている。


スロットで大勝ちした帰り道。たまには子供達を喜ばせてやろう、と袋いっぱいにお菓子を買って、近道をしようと公園を突っ切れば、小さな子供がボール遊びをしていた。


そこまでなら日常の風景だった。


だけど、ボールはイレギュラーな跳ね方をして公園の外に出ていき、更に外からは車が迫っていた。周りの大人も皆が突然のことで動けなかったが、俺は持ち前の反射神経を駆使して子供を公園へと突き返した。




───ドンッ!!




走馬灯なんて見る暇は無かった。自身の体が車と衝突したと同時に意識は彼方。






そして、次に目を覚ませば嬉しそうに笑う2人の男女。



「オギャア(誰だ?)……ォ、オギャァァアア(って、なんだこりゃぁぁあ!!)」




紅葉のような小さい手、思ったように動かない身体、声にならない言葉。
















そう、俺、坂田銀時は転生をしてしまったようだ。








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