カプリシオとカントリー
□第一話
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*水由樹*
「真選組一番隊に配属されました、彩賀水由樹です。どーぞよろしく」
パチパチ…
結局、水由樹は真選組に入隊することとなった。
何故かといえば初日に稽古場へ連れていかれ、どのくらい戦えるのか確かめさせられたからだ。
そして
「まさかあの子が沖田さんと相討ちだったなんて…」
平隊員には全勝、そして沖田と引き分け。剣道の経験がないはずなのに、やはり妖精の力は偉大だ。
それを見た沖田は土方を説得し無理矢理水由樹を隊員にした。水由樹は嬉しそうに頷いたという。
「おい、水由樹」
「ん?なに」
「……一応、部下になるんだから敬語使えよ」