KAT−TUN小説
□信じること
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「でも俺ら今忙しいじゃん?!なぁ!そんな時期にアメリカ?なんだよそれ!!」
「忙しいのはわかってる。だけどっ…」
「だけど何だよ?!だけど何なんだよ!!言ってみろよっ!」
「……俺の夢だったんだ昔からの。」
「は?俺アメリカ行きたいなんて今まで仁から聞いたことないんだけど?あんなにずっと一緒だったのに…。」
「お前に言ったことなかったからな。」
「俺にも言えなかったのかよ…。なんで言ってくれなかったんだよ?!俺…お前のこと信じてたのに!…」
泣きそうなかずがすごく愛しく感じられた。
「だからごめんな?…」
静かに涙を流すかずをそっと抱き寄せた。