story1

□血濡れの白い薔薇
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一方ウィザードはサクヤの予想通り大陸のあちこちを回り、赤い薔薇を探していた

「…やはりここにもないか…」

「ウィザード様。失礼ながら赤い薔薇を探すのは不可能なのでは?古文書を見てももう遥か昔に赤い薔薇はなくなっています」

だから…と呟いたのは宵月夜の陰陽師

「…わかってるさ。でも…。!」

「ウィザード様?」

ウィザードの目の前に広がっていたのは白い薔薇の花畑

「……!コレだ!」

「…え?」
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