ストーリー
□06
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ファーストフードの店で遅めの昼食化町に奢ってやりトレーの上にハンバーガー二個とポテトとコーラ、ミルクティーを乗せて席を探す
辺りを見回せばどこかに消えていた化町が席を確保して我が物顔で座っている
「おまん抜かりないナリなそのへん」
「手を抜くのはただの怠惰だぜ。俺はガギが相手だろうと手を抜くつもりはないぜ」
あるいみ容赦がなかったてか大人気ないぜよ。
トレーをテーブルに置けば化町が待ちかねたようにハンバーガーに噛み付いた
もぐもぐとリスの如くハンバーガーが頬張っている化町はかなり可愛かった(服装も手伝って)
「満足。」
ズコー、とストローをくわえてミルクティーを飲み干して一息つくまでの化町はかわいかった。やけに女の子で口調とのギャップにくらりと来たのを鮮明に覚えてる 否現在進行形できてる。
「あれ自分仁王やないの?」
「?」
化町のギャップ萌えに浸っていると声をかけられた 視線を向ける化町の後ろには氷帝テニス部の忍足侑士、芥川慈朗、向日岳人がいた
「氷帝の連中がなんで神奈川にいるんじゃ?おまんら東京じゃろ?」
「誰?」
「きにすることじゃなか」
「まあまあそんなキツいこと言わんといて欲しいわ
俺らかて神奈川に遊びに来てるだけやから」
「仁王の彼女かよっ────っ!!」
化町のことをみた向日の言葉が途切れた 不審に思って向日の顔をみると髪の毛ど同様に顔を真っ赤に染めている
それでこの場にいた全員が悟ったこいつ惚れたな。と
「初めまして」
「羊?」
「なんでやねんッ。ちゃうやろ」
「‥‥‥‥‥」
芥川がなんでそんなことを言ったのかわからなかったが化町は全体的に白い色でふわふわとした服装をしているため 初見の芥川には羊に映ったらしい。忍足は関西人の血が流れているためか速急に突っ込みをいれた向日はさっきから固まってしまってる
「姫さん相席ええ?」
「そんな愛称止めろ」
「‥‥‥あぁ」
疑問系でもなく命令形で一掃された忍足(ざまあみろ)
「その愛称は勘弁だけど相席は構わないぜ」
「ほんま助かるわー。こんな混んでしもうてるからどうしようかと──」
と言いながらもさりげなく化町の真っ正面に未だにフリーズしている向日を座らせた。芥川は化町の隣に忍足は向日の隣に座った
「なんじゃ、忍足邪魔するんじゃなかっ」
「ええやろ。岳人がこのとおりやし下手したら初恋かもしれないんやで?」
「俺の知ったこっちゃなかっ」
コソコソと声を潜めて話をする化町を盗み見れば隣の芥川と話し込んでいる 芥川は化町になついたようだ 笑顔が輝いている
いや、ただ単に化町は他人の話を聞くのが上手いんじゃ
向日も話しに加わろうとしてるがまともに声にもなってない。(どんだけテンパってるんじゃ)
そんな向日に気付いてるのかどうかわからないが化町が話しかける
「初めまして化町婆裟羅だお前の名前は?」
「お、おおお、おれっ!?」「どんだけテンパってるねん岳人。すまんの化町さん俺は忍足侑士や。よろしゅう」
「よろしく」
おわり
アトガキ
この3人が出したかっただけの途中経過。
ガックンかわゆす
お付き合いどーもです。