本
□THA 息子どもの節分大会
2ページ/7ページ
「第一回!!チキチキ白ひげ海賊団豆まき大会ぃぃ!!!」
みんながそろってる時間を利用して、エース勝手に開催した第一(以下略)。
『チキチキって何?』
「んぁ?そりゃお前…、チキチキだよ!」
「説明になってねぇよい。」
マルコの疲れの原因はコレ。どうせまたくだらないことをするんだろうと予想していたらしい。
しかも不運なことに的中して…。
「つか、親父には許可とったのか?船の中が豆だらけになるぞ?」
『さすがにエースも許可ぐらいは「忘れてた」…。マジか?』
天然じゃないけど確信犯でもないバカをやらかすのがエース。
毎回付き合ってるマルコやなまえもさすがに呆れてしまう。
「な?いいよな?親父ー!この船から悪い鬼さん退治しようぜっ!!!」
「ぐららららっ!好きにやれ、その代わり後片付けはしっかりするんだぞ、息子ども。」
どんなふざけたことでも大体許しちゃう親父。
エースは喜んで飛び跳ねながらみんなにどこから取り出したか分からない豆を配っていった。
「んじゃ、鬼だが…。」
エースは辺りを見回す。もちろんみんな目を反らす。それはなまえたちも例外ではない。
「じゃ、サッチな。」
「おれかよぉ!!つか何でおr「鬼にタッチされたら交代なぁ!じゃあスタートっ!!!」コラァァ!!勝手に始めんなっ!!」