DISTINY

□唇に残る感覚
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朝目覚めると、いつもの風景
しばらく呆然としていた私は
無意識に唇に触れる

その瞬間、あの時の体温が蘇る



"光くんとのキス"



思い出すだけで
一気に身体が火照った

今までで一番
優しくて甘いキスだった

優しくしないでって
恋愛なんてって
そこまで思ってたハズなのに


『好き…。』


口にすれば思い浮かぶ
光くんのこと
私を好きだと言ってくれた
出逢う前になんてもう…
戻れないよ



私、光くんが好き



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