DISTINY
□必然の再会
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あの綺麗な男の子と会ってから
今日は久々に学校に来た
『あの子の名前
聞いてなかったな…』
オサムちゃんに
あの日のことを話すと
卒業後にこれだけ来る奴が
珍しいから覚えてたんだろう…
って笑われた
それはそうなんだけど…
会って一言お礼を言いたくて
…とゆうか
ただ単にもう一度会いたくて
帰り際、どうしても気になって
図書室の前まで来てみる
『あ…』
開いたままのドア
その部屋の奥にいたのは
あの時の綺麗な男の子で
私に気が付くと
黙ったままヘッドフォンを外した
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