終わり亡き謡
□刑部姫と幼き雲雀の出会い頭
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姫路城の天守閣には年に一度だけ城主の前に現れる行く末を告げ、時には宝を授ける美しい姫の妖怪がいるという。それは、『刑部姫(おさかべひめ)』と言い、残っている伝承では老婆の姿だったりもするらしい。
そんなお姫様。
実は、人間が嫌いだから天守閣に引きこもっているらしいが…?
刑部姫
と
幼き雲雀
の
出会い頭
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