盲目の夢を見た

□酔い醒めて
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ヤバい
脩弥が可愛く見えるなんて非常にヤバい状態だ
腐女子's(今命名)には喜ばれるが俺は嬉しくねぇ。いや脩弥が可愛く見えてるって事は内心喜んでるのか?
いや待て待て待てー!俺はノーマルだ!同性愛とかに偏見はねぇ。つか有ったら腐女子'sを店(ここ)に置かねぇし一緒に居ることもねぇだろ。だが!俺はノーマルだ!
俺がこうなった訳を話をしてやる。それは数分前の話だ

この前の子供扱いによる酒強姦事件(?)詫びと息抜きのを兼ねて脩弥を誘って出かける事にしたんだ。
どうせ脩弥の事だ興味ねぇって言ってくると思っていたが一応な

「にしても暇だな」

そう今日珍しく彼奴等は誰も居ないし客も少ないので暇なのだ。
仕事中なので寝るわけにわいかねぇが眠くて仕方がねぇ

「ふぁ〜」

「オーナー兼店長兼シェフ兼バーテンが仕事中にアクビなんかしてて良いのかよ」

「うおっ」

「何驚いてんだよ」

「いや何でもねぇ」

今日来ると思って無かった奴に声かけられて驚いちまった。

何となく脩弥の顔を見る。こいつって整った顔してるよな。それに俺たちの中で一番カッコ良いよな。実際女性からの人気高いし。単なる老け顔の俺なんかと大違いだ

「俺の顔に何か付いてるか」

「いや何でもねぇ」

脩弥の事だ興味が無いようにふーんとだけ言うだろ

「ふーん」

ほらな。長い付き合いじゃないがこいつの言うことなら大抵予想出来る

「俺はお前の顔のが好きだ」










はい?
俺は耳可笑しくなったのか?
いやいやそれより声に出してたのか?
いろいろ気になることはあるがそんな事より!目の前に居る脩弥の顔も赤い、よな
つまり俺の聞き間違えじゃねぇわけだ
やべ嬉しすぎる

「何時までもジロジロ見てんじゃねぇ!///」

「あぁすまん」

「チッ」
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