ノンストップ
□二章
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さぁ彼等の観察を開始しよう!
おぉ丁度良いところに勇哉達が戯れているではないか。Let's going!!
「嫌ですよっ!」
「なんでよー。暇だから勇哉君何か一発ギャクやってよ。」
「無茶振りすぎますって!」
「良いじゃん良いじゃん、ねぇ、由香利も見たいでしょ?」
瞳が勇哉に一発ギャクを要求しているところに、緑がやって来た。
「おい勇哉、ちょっと買い出しに行ってくれなねぇか?」
「はーい!……と言う事で一発ギャクはお預けッスね桃後さん。」
「え〜、つまらないの。」
緑は不機嫌になる瞳をなだめつつ、買う食材を書いたメモ帳を勇哉に渡し、店のカウンターへと戻って行った。
「じゃあ行ってきます!」
「勇哉!一発ギャクは!?逃げんなよー!!」
ぷうっと頬を膨らませる瞳と由香利に見送られ、赤宮はレストランの外へ出た。