poem
□Forever...
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いつまでもお前の側に居れるなんて思わない...。
いつまでも俺とずっと過ごそうなんて言わない...。
どこまでもお前の手を引こうなんて思わない...。
どこまでも俺と一緒に堕ちてくれなんて言わない...。
ただ、お前と居たいだけ。
こんなささやかな願いでさえ、
叶えられなかった俺にお前は言ったね。
離れてしまっても悲しくなんか無いと。
今までの思い出があるからと。
俺には理解できなくて、
お前の気持ちも知らずに怒鳴ってしまったね。
でもお前は静かに泣きながら言ったんだ。
俺たちが出逢えたのは奇跡かもしれない、
でも、また出逢えたら今度こそは運命なんだと信じられるからと。
そう言ったお前に俺は聞いたね。
今まで幸せだったか?と
俺の愛は伝わっていたか?と
そしたらお前は言ったんだ。
ちゃんと伝わっていると、幸せだったと。
俺の嫌いな笑顔で「さようなら」と、言ったお前の声を今でも覚えてる。
いつも空を見上げてたお前を思い出す。
永遠なんてあるはず無いのにそれを願ったあの頃。
次、出逢えたときは「運命」なんだと言った、
お前の言葉を信じて俺はお前の元に歩み続ける。