Phi-LION WORKS

□Scrutinize Truthfulness
2ページ/4ページ

1ヵ月

あの高く雪が
まだ降り積もる夜
汽車を待つ
遠く旅立つ日は1年前から分かってたのに

早すぎる胸の焦りがキミの
コートの背中を引っ張らせた
泣いちゃいけないのに
ちょっと胸を貸してよ

誕生日が1ヵ月違うだけなのに
ずいぶん離れてしまうような
感覚に襲われた
もう逢えなくなる訳じゃないのに
胸に窓を開けないで

あの日から毎晩
電話をくれるキミは
ホントに痛いくらいの
優しさを声に託して

次の日になる瞬間まで話しても
明日と呼んでる日が恐いの
キミが理由もなく何処かにいなくなりそうで

歳月が1ヵ月が永すぎるの
随分写真でしか
顔を見てない日が続いて

カレンダーに
カウントつける自分が
もっと早くと急かすから
キミに逢ったら
言葉にならないまま
泣き崩れそうだよ

ちょっど1ヵ月
誕生日が違うだけなのに
歩み方が違うくなって
耐えきれなくなりそう
「1年後にキミが来るの待ってる」
守らなくていいから今すぐ来てよ


Track completion day:
2000/4/24
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ