10/19の日記
22:05
満足してはいけない
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一つの作品が出来上がったとき、誰しもが満足感で満たされると思います。
それまでの工程や苦労、手間を考えれば当然のことかと。
しかし、その満足感を“得ただけ”で終わってしまうって人いませんか?
今回は、そういうお話をして参りたいと思います。
よく……ていうか創作歴の浅い、もしくは長くてもなかなか上達が見られない方に多いんですけど、一枚イラストを描いたらハイそれで完了〜、お疲れ〜、自分がんばった! 満足満足、っで終わってしまってる人いらっしゃいませんか?
中にはですね、こんなイラストを描けてやっぱり自分って凄い! やるんじゃん! って人も見かけたりします。
えー、これらはですね、私から言わせてもらうと「なに言っちゃってんの?」ってなります。
あ、いえ、絵の上手下手に関して難癖をつけているわけではないです。
そこは間違えないでいただきたい。
わたしが突っ込みたいのは、“反省をしないのその志し”です。
本当にそれで満足したのですか?
それが自分の全力投球なのですか?
確実に不備な箇所はなかったですか?
本当に上達したいのであれば、んな呑気なこと言ってらんないと思うんですよね〜。
勿論、自己肯定感というのは大事で、誰にも(親にですら)侵害していいものではありませんが、腕を上げたいの(技術)と精神的安堵(自己保守)とは別物ですよね。
いくら上手く出来たといっても、それが本当の本当に“ベストオブ”でなければダメなものはダメなんですよ。
下手なものは下手。
未熟なものは未熟。
そして、それらをちゃんと目の当たりにし、見つめ直し、どう修正すればいいのかがその後進む道。
お分かりになります?
道はまだ続いているのに、その先(現実)を直視しないでなぜに上達ができるというのでしょうか。
ぶっちゃけて言いますと、イラストが上手い人下手な人とではその志しが顕著で雲泥の差です。
神レベルの絵描きさんのこれでもか! というぐらいの貪欲な探求心。
相当なものです。
逆に、そうでない方々のなんと諦めの早いこと。
見て見ぬフリ感。
根っこからそれだけ差があれば、腕の差が開いているのも仕方がないですよね。
かたやそれだけの努力を重ねてきてるし、かたやお菓子食べながらテレビでも見てるようなもんですもん。
当たり前の結果と申しましょうか。
だからですね、よく上手い人を僻んだりやっかんだりする人がいますが、そういう人たちは上手い人たちが積んできた努力を想像できないし自らやろうとも思っていないのだから、そもそも言う権利がないですよね。
お門違いもいいところ。
資格なし!
努力すれば夢が叶うわけではないですけど、努力した分だけの力は身に付くことは確実。
上達したいのであればね、まずは自分の力量を正確に把握するのも大事です。
私などは描くたんびにうちひしがれておりますが、それはまだ自分が上手くなれる可能性があるということ。
これからもどんどんダメだしをしていってMの道……じゃなかった、上達へのいばら道を進んでいきたいと思います。
ちなみに向上心ない方に関しては………………人種が違うのでスルーです←
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