☆私のイチゴ王子☆

□出会い
1ページ/1ページ

―4月 クラス発表―
「やったぁー!舞、同じだね!」
「そだね☆やっぱ美亜とゎ気が合うョ^^」

そして、教室。
舞ゎ廊下側の前から2列目。
私ゎ…ん”。
窓側の後ろから2列目…。
まぁ、席まで近かったら世の中でき過ぎだよね?
それより…隣って誰だろ?
まだ来てないみたいだけど…。

―ガラガラ…―
「来ましたですぅー♡」
「うわっ!やっぱかっこいいですねぇー☆」
誰かがはいってくると周りの女子がキャッキャキャッキャ言い始めた。

「んー…。なんか気になっちゃうんだよね…。」
私ゎこんな風に女が騒ぐような奴なんか、逆に見たくないのに…気になっちゃう性格。
そんなコトを思いながらも結局振り返る。
「君、名前ゎ?」
うわっ!!
振り向くとそこにゎドアップの…誰?
「あっあの…「名前ゎ?」
私の目の前の男の子ゎ要所なくグイッと顔を近づけた。
ってか、今私すごいブーイングされてる…。
そんな中でも私ゎ早く離れて、と願い名前を言った。
「や…山岸…美亜です…。」
「山岸美亜ぁ?あっ!中学ん時の!久しぶりぃー♪」
「は?へ?」
なんか意味わかんない。
久しぶりって?
しかも、なぜか今、私…抱きしめられてる?!
「やっ…あの!放してくださいっ!」
私ゎまだ誰だかわからない男の子の胸板を力強く押した。
「何でョ…。そんなに俺のコト嫌いなの…?」
何何?!
その騙されそうな瞳ゎ!
「いや…そういうわけじゃないんですけど…ねっ?」
私ゎ一生懸命誰かに視線でSOSを送った。

でも…。
みんな私のコト睨んでるぅー!

助けて…下さい。
神様ぁ!!!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ