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□幸せ咲きほこれよ!!
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正直言って進まない。
何が進まないか,ってレポートである。
とにかく今
僕
シゲルは
サトシ不足である。
【幸せ咲きほこれよ!】
「また旅に出るなんか気いてないよサートシくん…」
こう何ヶ月も会っていないと,イライラする。
帰って来たと知り,久しぶりにマサラへ帰ろうとしたが,時すでに遅し……
サトシはイッシュ地方に旅立った後だった。
「僕を殺す気かい…?」
誰もいない部屋で一人呟いていると…
Pi Pi Pi...
電話……?
「はい,もしも……」
「あっシゲル!?」
受話器越しから,明るい声が聞こえる。
サトシから電話?
なんてドラマチックな展開!!
アニメでもベタだよ!
「サトシからなんて珍しいねぇ」
「ほ,ほら…!!最近会えなかったからっ……
シゲル寂しがってるんじゃないかと思って………その…」
サートシくんはいつの間にエスパーになったんだ…。
ぁぁその言葉だけで
ご飯何杯いけることか……
「だから…久しぶりに会いた…「喜んで!!!」
幸せ咲き誇った……!!!