SとSの×××

□SとSの炭酸遊び
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「ねぇ、武井センセ、ソーダ飲まね?間違えて買っちゃってさ」

いつもと同じ無邪気な笑みを浮かべた馬場先生のこの言葉に頷いたのが、今回の事件の始まりだった──…




放課後、既に部活で残る生徒達以外はは殆ど帰っているだろう時間。
俺は保健室のベッドの上で、下半身だけ露出し、背中側で両手首をガーゼで拘束された格好で寝転がされていた。体は先程飲まされた媚薬のせいで熱く火照っている。

「おい雄大…っ、何する気だ!外せっ」

「やだなぁ、もう分かってんだろ?性癖が同じ朝輝ならよ」

犯人である雄大は、楽しげに笑みながらペットボトル片手に俺を見下ろしている。そのペットボトルの中では、体育会系の奴はあまり飲まない炭酸のソーダが弾けていた。

雄大が返した言葉と今の状況。
俺ならやるであろう事を思い浮かべれば、サァ、と血の気が引いていく。

「っやったら殺すぞテメェ…!」

──…俺ならば、慣らさない秘孔にペットボトルの口を突っ込んで、中身を全て注いでやる。しかも、溢れないように何か栓をして、放置する。

「終わった後に、俺を殺せる気力が残ってっかな」

「ッ、ぁ、あぁあぁあ゛あ゛あ゛…っ!」

ニィ、と口角を上げた雄大が、うつ伏せにさせられた俺の尻に辛うじて掛かっていた黒衣を退けると、何の前置きも無しにペットボトルの開けた口を後孔に突っ込んできた。
シュワワァ…ッと音をたてながら流れ込んできた液体は、俺の中で激しく弾ける。

その痛みとも快感とも言える強い刺激に、俺は悲鳴をあげながら背をしならせた。

「っひ、ぁああッ…いっ…た…うぁあっア…ぁアア…ッ!」

「はは、全部飲めたじゃんかよ」

くぐもった音をたててソーダは全て流れ込んできて、空っぽになったペットボトルは抜かれた。
しかし、僅かに溢れたソーダを見た雄大が、再び鬼畜な笑みを浮かべて、棒つきの大きめな丸い飴をジャージのポケットから取り出す。

「チュッパ、生徒に貰ったんだけどさ、俺コレ苦手なんだ…。だからコレも、朝輝が食っていいよ」

「ンっ…ぁは、ぁぁアッ!」

ジュプ、と室内に音を響かせながら、それで後孔に栓をした。


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