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□今ここにいる、君が好き
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「はーおもしろかったー!」
「よかったね映画見れて」
今日は久々の休日。最近遊んでなかったこともあって二人で映画鑑賞。
人ごみの中をすり抜けていると
「シェリル様超よかった〜」
「かっこよかったよね〜!!」
女子高生たちが会話してるのが耳に入る。
「どっちかっていうと俺はランカちゃんがいいかなぁ」
「…!?」
ヒ…ヒロトが…
女の子について話す…だと…
い…いやこいつだって男だそれくらい普通か…って俺も男だよ!
「好きな人のために一生懸命だし…そういう子ってかわいいよね」
な…そんなもっともな事言うのか
「健気っていうかさ、」
「………」
んー…複雑。
そんな女の子がいたら…いやいっぱいいいる。そんな子がいたら、ヒロトはその子に恋するんだろうか。かわいいな、って毎日思うんだろうか。
「笑ったり、怒ったり、素直でさ」
そんなの…
「なんか、緑川みたいでさ」
…えっ!?
「ええええっ!?」
「そんなに驚かなくても…」
「えっ!?えっ?」
「あはは…もう本気にしないの」
「だって今」
「緑川のがかわいいに決まってるでしょ」
「……!!そ…そうじゃなくて!!」
顔が熱い。本気で気にしてた自分と、
…ってか女の子と比べてかわいいって!
「でもやっぱり緑川ってランカちゃんみたいだよね」
「かっ…髪の毛が緑なだけだろ!!」
「ツインテールとかしたら似合うかもよ?」
「なっ…!!」
「でもアイドルとかになられたら困るから家の中だけにしてね」
「やらないし俺男だし!…もうそんなにランカ好きなら一人で行ってきなよ!」
「ええーっ…何言ってんのさ」
俺は
今ここにいる、君が好きなんだよ?
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エイガミタイヨ…(・◇・)ってことで二人に見に行ってもらいました。ら、こうなるかなーって思いまして…
いや、でも好きですマクロス。(うるさい)
流星にまたがってあなたに急降下〜♪とか…もう歌ってもらうしかない!
きらっ☆って…リュウジやってくれるかな
ありがとうございました!