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□君の横顔
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 じーっ………


「な…どうしたのリュウジ」

俺の顔をまじまじと覗き込んでくるリュウジに聞いてみた。


「………」
「えーっと…」

なんだかこっちも行動しづらい。

「…聞いてる?」

やっぱり無言。


「何かいいたいことあるの?」

  ………



なんで黙るのさ…


「あのさ」
「ん?」
(やっと反応した…)


「ヒロトってさ」
「?」


「いつも何考えてんだよ」
「なにって…」


「なんかいつも何考えてんのかわかんない」

腰に手をあててそんな…何かと思えば
(自分が可愛いってこと分かってないな…)



「んーとね…」


ちょっと考えるふりをしていると早くしろとばかりに顔をずいっと近づけてきた。



「そーだな……

 


…こんなことばっかりだよ」

俺の方にむいたままのリュウジの頬に唇でそっと触れる。



「っ………////なにすんだよヒロト!」


ちょっと触れただけでこんなに真っ赤になっちゃうもんなんだな…

「質問に答えただけだよ?」



「ヒロトのばか!」

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