零崎一賊の最愛家賊

□8.大親友
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「ていうかさ・・・。」


夕食のうどんを啜りながら、花月は呟いた。
赤屍と蝉丸を順に見る。


「兄さんのキャラ変わってない?」

「んあ?軍曹の前だと大体ああだぜ。」


花月の問いに、人識が答える。
蝉丸の目を盗み、さりげなく自分のネギを彼の器に移す赤屍の目は真剣そのものだ。
すぐにバレて蝉丸からデコピンを喰らったが。


「・・・・仲良はいい・・・のかな?」

「いいんじゃねーの?兄貴いわく、バネさんが零崎になる前からの仲らしーしよ。」

「ふぅ〜ん。」


でもあのキャラはちょっとないかな、と思った花月であった。

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