零崎一賊の最愛家賊

□6.匂宮兄妹
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その日はもう遅かったので、花月と赤屍、潤と真心は骨董アパートに泊まる事になった。
4人プラス戯言遣いの5人が一つの部屋というのはかなり狭いのでそれぞれ一姫か家出兄弟、戯言遣いの3つの部屋に分かれる事になった。
部屋割は、一姫の部屋に花月、家出兄妹の部屋に赤屍、戯言遣いの部屋に潤と真心になった。
ちなみに、部屋割のとき一悶着あった。


回想↓
崩「運び屋のお兄ちゃんは私達と寝るんです。」
萌「そうですよ!潤さんも姫姉もバネ兄から離れてください!」
潤「いーや!蔵人は私のもんだから私と寝るんだ!」
姫「だめです!赤屍さんは姫ちゃんと寝るんです!決定事故なんです!」
赤「潤さん、あなたのじゃありません。姫さん、それを言うなら『決定事項』でしょう。事故ってどうするんですか。」
真「俺様はいーちゃんと寝るんだぞ!」
戯「おまえはいい子だな。」《ナデナデ》
花「兄さんモテモテだね。」
戯「あの人が来ると大体ああなるんですよね・・・・。」
花「そうなの!?」
戯「止めに行ったりしない方が身のためです。」
花「何それ怖い。」
赤「ほら、姫さんは絃識クンと絃遣い仲間で寝たらどうですか。また今度一緒に寝てあげますから。」
姫「え!そうなんですか!?」
花「え、あ、うん。そうだよ。」
姫「うぅ〜。赤屍さんとも寝たいですけど花月さんと話もしたくなってきましたし・・・今日は食い下がるですよ。」
赤「それを言うなら『引き下がる』です。」
萌「というわけでバネ兄は僕達と寝ますよね!」
潤「オイオイ!私の存在を忘れてもらっちゃあ困るぜ!」
崩「潤さんは真心さんと一緒に戯言遣いのお兄ちゃんと寝たらいいじゃないですか。」


(以下20分省略)


☆回想終了☆


まあそんなこんなで取っ組み合いの喧嘩が始まりそうだったのを、赤屍が制し家出兄妹と寝るという事で終わらせた。
真夜中、戯言遣いの悲鳴が聞こえたというのは、また別の話。

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