零崎一賊の最愛家賊
□3.通り名
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最近、裏世界では殺し名序列一位匂宮雑技団の分家が零崎に喧嘩を売っている事が話題になっていた。
その為だろう、零崎三天王とその他の家賊が新宿に集まった事を聞き付けて新宿に入った人間が何人かいた。
花月と三天王が会った次の日、一賊はその匂宮の分家に喧嘩を売られていた。
伊織、人識、砥石の三人は家にいたから大丈夫であったが、三天王と赤屍は襲ってきた奴らを一通り殺し終わり、息を付いているところだった。
「匂宮の分家さん達も大変ですねぇ・・・・。」
「本当だねぇ。絃識君は大丈夫かな?」
「アイツは零崎になったばっかりだっちゃ。他の連中にはバレて無いと思うっちゃ。」
「しかし、念の為に連絡を取るべきだと思うな。」
「そうですね・・・・。」
曲識に言われ、赤屍は携帯を取りだした。
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