イナズマイレブンGO
□お菓子より欲しいもの
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「お待たせしました吹雪先輩!」
「わー悪魔の仮装したんだね?よく似合ってるよ。」
吹雪先輩は笑いながら俺の頭を撫でながら言った。俺はちょっと子供扱いされてムッとしたが大好きな吹雪先輩だから少し我慢した。
そして、俺はハロウィンの定番の台詞を言った。勿論少しアレンジさせて貰ったけどね?
「吹雪先輩トリックアンドトリート!」
「ふぇ・・・?」
「ゆ・・雪村ちゃんと言わないとお菓子あげないよ?」
俺は吹雪先輩がそう言うと俺は想定内していたことだからニヤリと笑った。吹雪先輩にとって俺は子供だからきっとこう言えばちゃんと言うだろうと思っているのだ。だけど、今日は違う・・・
「良いですよ。その代わり俺は吹雪さんを頂きます。」
「へ・・うわっ!!」
俺はそう言うと一瞬隙を作った吹雪先輩を押し倒した。勿論、突然の事だから吹雪先輩は少し驚いてる顔になっていた。
「ゆ・・雪村好い加減に冗談は!!」
「冗談で男なんか押し倒したりしませんよ。それに、吹雪先輩にとって俺はまだ子供で男として見てくれないんですか?」
「ゆ・・雪村なに言ってるんむぅ・・んはっんぅっ///」
俺は吹雪先輩が全部言う前にキスをして言葉を塞いだ。そして、吹雪先輩の頬は紅く染め涙目で息を整えていた姿を見て俺の理性は跡形も無くなっていた。