イナズマイレブンGO
□意地っ張りの仲直り法
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「霧野なんか嫌いだ!!もう知るか勝手にしろ!!??」
そう言ってオレは泣きながら学校から離れいつの間にか川岸に来ていた。
オレは走り疲れその場に膝を抱え泣きながら座り込んだ。
「あれ・・・君は確か神童君?」
後ろから知った声が聞こえ振り向くとそこには吹雪さんがいた。
吹雪さんはオレを見るなり隣良い?と聞きオレは頷き吹雪さんはオレの隣りに座った。
「なにかあったの?」
「・・・ふっぐ・・・ぎりのど・・ひっく・・けんが・・して・・それで・・・わーーん!!!」
「よしよし、ゆっくりで良いからね?はい、ハンカチ涙拭こうね?」
「ずみまぜん・・・ぐすん」
我ながらなに言ってるか分からなかった。それでも、吹雪さんは目線をオレに合わし頭を撫でながら話しを聞いてくれた。
「・・・些細なことだったんです・・ぐすん・・霧野と話しがかみ合わなくなって・・・」
「喧嘩しちゃったんだね?」
「はぃ・・・ぐすん・・・昔もケンカした事あったんです・・でも、すぐに仲直りできて・・・でも、今回ダメで・・・すん」
「なんで?」
「嫌いだって・・・頭に血が上って言っちゃったから・・・ぐすん・・・」
「でも、神童君は霧野君のこと今でも好きなんでしょう?」
「はぃ・・・ぐすん・・・すん」
「じゃー大丈夫だよ」
そう言うと吹雪さんは笑顔でそう言うとオレは呆気とられたような顔になってしまった。
オレは思わず慰めだと思い嘘を言わないでください。とつい言ってしまった。それでも、吹雪さんはそれでも笑顔を崩さず話をしてくれた。
「実はね僕も風丸君とケンカしちゃった事があるんだ。」
「え?!風丸さんと!!??」
「うん」
正直オレは驚いていた。だって、2人はとてもケンカするような感じな人じゃなかったから。
だから、思わず驚いて言うと吹雪さんは笑顔で頷き昨日の出来事のように話してくれた。