イナズマイレブンGO

□似た者同士
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「ねぇねぇ白竜。僕と君って少し似てると思わない?」





訓練も終わりシャワーも浴び各自の自室へ戻る廊下で唐突にシュウは俺に問いかけた。
そして、俺はシュウをジッと見てから答えた。





「そうでも無いだろう?実際に肉体の作りもそうだが明らかにお前の方が身体も華奢で小さいしかわい・・じゃなくって、俺はお前みたいに笑わないしな・・・兎に角そんなに似てないだろう。」





俺がそう言うとシュウは眼を大きく開いて少し笑って違うよと言った。





「はは・・違うよ。僕が言ってるのは外見じゃなくって。う〜んっとそうだ中身だ!!」





「な・・中身?」





「そっ、中身!!」





俺はシュウの答えに意味が分からなかった。シュウが意味分からない事を言うのは今に始まった物では無いココのチームに入って来た時から不思議な事を時々言うのだった。だが、嫌いにはなれなかった最初こそは面倒だったが今となっては日常化してしまい無い方が違和感があるように感じた。俺はそれほどまでにシュウに執着持つようになっていた。
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