イナズマイレブンGO

□雛祭り騒動
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「う〜もうヤダよ。大体なんで時間制限はつけないんだよ音無さんのバカ〜」




「見つけましたよ吹雪さん。」




皆から追われ体力的にも精神的にも疲れ始めた僕は思わず毒着いてしまった。
そして、背後に誰かの気配を感じ後ろを振り返ったらそこにいたのは剣城君だった。





「脅かさないでよ剣城君。それより僕がここにいるって良く分かったね?」





「えっと、何となくココなような気がしたので来てみたら正解でした。」






剣城君少し照れながらそう言うと、そのまま後ろから抱きしめて来た。僕はそれを拒む事無く受け入れ剣城君は抵抗しないんですか?と意地悪そうな顔で聞いてきた。






「僕が君を拒む分けない事知ってるのに聞く?」





「それもそうですね。では、俺のお雛様を捕まえた事だし音無先生の所に行きますか。」






「そうだね。」






こうして、僕と剣城君は考案者の音無さんの所まで行き参加した皆は鬼の形相で剣城君を見ていた。




「くそ〜剣城〜羨ましい!!」





「落ち着きなよ天馬〜(汗)」





「明日、剣城だけハードメニューしてやる・・・(怒)」






「ははは!!賛成ぜよ鬼道コーチ!!(怒)」




「叔父のドアップ写真ファックスに送ってやる・・・(睨)」





「霧野・・・オレ明日、練習中にボール剣城にぶつけてしまうかもしれない・・・(悩)」





「大丈夫だ神童・・・俺もするかもしれないから・・・(怒)」





「あー俺もするかも・・・くそっ、こうなったら子供の日に吹雪さんを狙ってやる!!」





「お前等陰湿になってるぞ〜特に鬼道!!ははは!!」




「仕方ないですよ〜吹雪さんモテモテですから〜良い物見れたので私は大満足です☆ところで剣城君は吹雪さんに何をお願いするんですか?」





音無さんはとっさに話題を変えるため剣城君に僕になにをするか聞いてきた。






「そうだな・・・吹雪さん今日、両親双方仕事の都合で帰りが明日の夕方になるので今日1日俺の家に泊まってください。」




「うん良いよ。」





「「「なにいいいいぃいい!!!???」」」




「おい、円堂良いのか!!!」





「まぁー剣城ならいっか〜お前等と違って安心して吹雪を任せれるしな!!それより、まだ時間あるからサッカーしようぜ!!」





こうして円堂君の言葉でお雛様争奪戦と言う名の鬼ごっこは幕を閉じたのであった。
えっ、その後どうなったかって?それは、皆の想像に任せるよ。ただ一つ言えるのは僕も剣城君も幸せだったことぐらいかな。
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