Lein!!


□ 学校別対抗入学戦争
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「何でこんなとこ来ちゃったんだろう?糞っ!糞っ!クソー!」
鬼龍は、ただ一人血の海の中叫んだ








―遡ること3年前―
2010年4月Lein島 8時0分 西高校入学式
「来たぜ・・・今日からここが俺の通う学校か」
少年―西林 鬼龍は、静かに呟いた。
「正確には、俺達な」
「なんだよー今いい感じだったのに」
「かっこつけなくていんだよ。まだ高校生活始まって無いんだから」
鬼龍の親友―倉田 涼は、言った。

「だいたい いつからお前そんなにつまんなくなった?」
「つまんないとはなんだ、俺は昔からこうだろ」
―はぁ、今日から3年間またこいつと一緒の学校かよ・・・

倉田は、心の中で呟いた。

「ってか、お前の頭だったらもっといい高校いけたろ」
「よく言うよなぁ〜、誰だっけ?俺に一人じゃ寂しいから一緒についてきてくれって泣き付いてきたのは?」
「あれ?光は?」
「無視か鬼龍!お前のせいで、こんな学校来たんだろ!少しは、謝ったりしろ!」
「まぁまぁそう怒鳴るな」
鬼龍は、何もなかったかのように言った
「何落ち着いてんだよ!!お前のせいだって言ってんだろうが!!」
「はいはいすみませんでした。ところで光は?」
「心底ムカつくな!まぁいいや。あ〜光ならさっきどっか行ってたな」
「 ゴメーン長くなっちゃってー!!」
「お、戻って来たぞ。お帰りー!」
「お帰り」
「ただいまぁってかもうこんな時間!入学式始まっちゃうよ!」
少女―杏崎 光は、息を切らしながら言った。
「じゃ!行くか!俺達の高校ライフに!!」
「「おーー!!」」


しかし、まだ知らなかった此処が、この島で生きて行くのがどんなに困難なのかを、まだ三人は、知らなかった・・・///
 

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