10/20の日記
22：47
拝啓、貴方様
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お元気ですか。
顔を見なくなって
もう随分経ちました。
私は毎晩
貴方が夢に出てきます。
まだ温もりが心から
消えていないせいでしょうか。
世界一大好きな笑顔で
私に笑いかけるのです。
気がつくと
貴方はそこに無く
ただただ溢れる涙を
受け止めるばかりです。
今何処にいますか。
何を感じていますか。
どんなことに夢中で
どんな人と居るのですか。
…恋はしてますか。
もう秋空です。
空や雲が高くて
少し切なくなりますね。
ついまだ癖で
貴方を探してしまいます。
視力が何時もの倍になってしまうのでしょうか。
見つけては、嬉しさと虚しさが私を支配するのです。
気がつくと
貴方の隣には
才色兼備な
可愛らしい女の子…
今何処にいますか。
何を感じていますか。
どんなことに夢中で
どんな人と居るのですか。
…幸せですか。
どうして
出会ったのでしょう。
どうして
忘れられないのでしょう。
…きっと
大切なことだから。
いつまでも
特別な人だから。
そう、信じて
貴方の幸せを願います。
今何処にいますか。
何を感じていますか。
どんなことに夢中で
どんな人と居るのですか。
…それでは、さようなら。
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