キリリク、相互記念小説

□にぎやかな一日
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「わっ、そっくり!」
「本当ー!」
「一部を除いてな」
「………」

とある街の、とある場所。
比較的人通りが少ないが日当たりがよく、小さな広場の様になっている。
この時、偶々通り掛かった者は奇妙に思った事だろう。
瓜二つで名前が同じレオとミレイと言う男女がれぞれ二人ずつ座っており、その傍らでは姿はそれぞれ異なるが、薄紫色の髪の青年と黒髪の青年がこれまた二人ずつモモンの実で作ったパイを食している。

「つーかさ、何でお前ら人間の姿なんだ?」
『I don´t know.Meが知るわけないでしょう』

片方の青年がの問いかけに薄紫色の髪の青年のうち、フリルシャツに裏地が赤のロングベストに黒のスラックス。それに黒のニーハイブーツを履いた青年が応えながらフフン、と鼻で笑う。

「そこの二人……もしかしなくてもブラッキーとエーフィか?」

不意にモモンの実のパイを頬張っていた青年が問い掛ける

『Yes.Meは、エーフィで名前はフィー。このfoolな奴はブラッキーのブラックです』
『うまーい!マスター、このパイすっげー美味いですよ!』

気取った態度で応える青年、基エーフィのフィーなどお構い無しにモモンの実パイを頬
張っている蛍光黄色の入った黒いライダースーツのブラックと呼ばれた青年

『おっ、レオも美味そうに喰うけど、お前も良い食いっぷりだな!遠慮せずに食いな、まだ沢山有るからな!』

上機嫌で笑うのは、黒い髪を黄色い髪留めで結い、グレーのシャツに黄色いラインが腕と脚の部分に入った黒いスーツを着た青年。

「美味いけどよー……どうせなら可愛い女の子の手作りが喰いた……あだっ!」

ブラックとフィーの側に座ったレオがぼやくが、隣に座っていたミレイが思いっきりレオの頭を殴る

『マスター?!』
『全くmasterは、studyしませんね』
『主と同じ人物とは思いたくないですね……』
『そっちのミレイはスッゲー勇ましいな』

上から準に、ブラック、フィー、フィジー、ノアがそれぞれ感想を述べる

「ミレイ、お前彼女から体術習ったら?」
「え、習っても結局レオが助けに来てくれるでしょ?」
「うん。でもさ、俺が無理な時もあるし……」
『彼女の技は、対master用ですから、一般peopleにしたら死にますよ?』
「……………」

ノアとフィジーの側に座ったレオは、背中に嫌な汗を感じたとの事






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