キリリク、相互記念小説

□手合わせ!
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ポケモン総合研究所


「レオさん、ミレイさん、いらっしゃい」
「ああ……」
「こんにちは!」
所長の友人であるレオは、しょっちゅう総合研究所に来て、リュウトにバトルや格闘技の指南をしている
ミレイはというと、レオいわく勝手について来ているだけらしいのだが……
(どうみても、カップルだよな……?)
二人を出迎えたリュウトや、研究所にいる他の人からみても、お似合いのカップルにしか見えないのだ。

「リュウト、無駄な事をかんがえていると……っ!」
いきなり、レオがリュウトに対して蹴りを繰り出す
リュウトはというと、素早く屈み、蹴りを避けて後ろに下がる。
「レオさん、格闘技の指南を始める前に、とりあえず、エリル達に、久々の兄妹再会させませんか?」
「そうだな……ノア、フィジー!」
リュウトの言葉に、レオは頷くとブラッキーとエーフィを出す
「エリル、お前の兄貴が来たぞ!」
リュウトも、自分のモンスターボールからイーブイを出す。
『ノア兄……フィジー兄ちゃん、久しぶり』
リュウトのイーブイ、エリルは、レオのブラッキーのノアとエーフィのフィジーの妹だ
エリル達の一族は、ホウオウの命で、ホウオウのご加護を受けし者に協力する事になっている

ちなみに、リュウトがホウオウのご加護を受けし者ではないのに、何故、エリルが彼に協力しているのかというと、ホウオウのソーレがレオからの頼みにより、エリルの母に命じたからである

『エリル、リュウト君に我が儘言ってないですか?』
フィジーの言葉に、エリルはコクコクと頷くと、ノアに抱き付く
『だーっ!暑苦しいから離れろ!』
『やーだ』
エリルは、ノアが大好きで、レオと共に旅立つまで、いつもべっとりとくっついていた
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