キリリク、相互記念小説

□側に居たい
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暗い……怖い……助けて……
少年は、何かからか逃げている。
少年の金色の瞳は、泣きはらして赤くなっている。


助けて……助けて……助けて……。
逃げても逃げても暗い場所から出られない。

突然、目の前に光が見える。
……レオ……レオ。
光の方から声が聞こえる。
とても優しい、安心出来る声が。
少年は、その光に向けて走り続ける。


走って走って走り続けて、光に手を伸ばす。
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